ケラリア・ピグマエアの種まき

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はじめに

種をいただいたので、蒔いてみました。

今回の方法は取り蒔きです。

現在、14粒まいて13粒発芽(93%)で平均発芽日数は1日、

鉢上げまで2ヶ月と

成功率の高さと日々の成長の速さが魅力の植物です。

準備するもの

①種

②種まき用カップ

キムワイプ

④ベンレート

メネデール

⑥霧吹き

 

①種

今回は採取3日目の種です。

 

②種まきカップ

 

キムワイプ

清潔で、根を傷つけないのでおすすめです。

 

④ベンレート

 

メネデール

 

⑥霧吹き

これはなんでも良いです。

 

準備

今回はなしです。

鮮度が高いこともあって、漬け込みはなしで蒔きます。

※鮮度がわからないor古い種はベンレート水に14時間ほど漬け込んでいます。

 

種まき

クリアパックにキムワイプを敷き、ベンレート水をひたひたになるくらいに入れます。

真ん中に種をおき、蓋を閉めます。

ブリムのライトの下15cmに置きます。

温かい場所の方が発芽が早いです。

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発芽

早ければ1日で発芽が確認できます。

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植え付け

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双葉が確認できたら土に、根を下にして置きます。

覆土はしていません。

プリステラ75に5から6個を目処に蒔きます。

ブリムのライト下15cmに置きます。

腰水状態を維持します。

霧吹きも毎日しています。

 

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蜜集させておくと成長が早いです。

上の写真は種蒔きから2ヶ月です。

 

【重要】霧吹き

毎日、既定希釈のメネデール水を気がついたらたっぷり霧吹きをしていました。

そうすることで、エチレンが発生するのか、

丈夫でぷりぷりまるまるの葉っぱが出てきている印象です。

 

鉢上げ

鉢がぎゅーぎゅーになったと感じたら、鉢上げをします。

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引き続き、腰水管理と毎日の霧吹きを続けます。

 

パキポディウムウィンゾリーの実生について

 

はじめに

つばささんからモニターでいただいた

ウィンゾリーの実生の経過について、

記録していきます。

現時点では10粒まいて9粒発芽しています。

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準備

種を漬け込み水(今回は取り蒔きなのでメネデール水のみ)で8〜14時間漬けます。

カビの発生を防ぐためにも、

ベンレートを使用しても良いと思います。

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種蒔き

種蒔き用のパックにキムワイプを入れ蓋をします。

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「よくライトの当たる暖かい場所」に置きます。

ライトから離れた場所でも温度があれば

発芽はしましたが時間がかかりました。

 

ブリムのパネルライトの真下で管理しました。

15cm離れたところに置いています。

 

 

発芽(種蒔きから2日後)

5個蒔いたうち2つの発芽が確認できました。

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植え付け(種蒔きから7日後)

少し緑になってきたら、植え付けをします。

種が頭についたまま、根を少し埋めます。

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双葉の確認(種蒔きから10日後)

双葉になったのを確認したら、

保湿用のフタを取ります。

ただし腰水は維持、毎日霧吹きをして乾燥させないようにします。

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本葉の確認(種蒔きから28日後)

本葉が出てきたら、安定期に入った合図のようです。

双葉からさらに2枚葉が出た状態です。

油断はできないので、

腰水管理と毎日の霧吹きは欠かせません。

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経過(種蒔きから52日後)

毎日霧吹きをします。

(横着適当人間なのでたまに忘れています)

乾燥させないようにしていました。

(横着適当人間なのでたまに乾燥していました)

 

ぷっくり育ちました。

ストレスカラーではなく、

木質化が進んでいるようです。

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亀甲竜の種蒔き【発芽率66.7%】

はじめに

今回は亀甲竜シリーズ第1弾として記事にします。

まだまだ検証していきたことがたくさんなので、

途中経過ですがご紹介します。

きっかけ

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塊根部のゴツゴツとイカつい感じと

みょーんと伸びる茎と薄緑の葉っぱが可愛くて。

イカついんだか可愛んだか…

ついついハマりました。

そしてなんと言っても鉢と合わせるのが楽しい🌱

 

購入

今回は、seed stockさんから購入しました。

https://seedstock.jp/products/detail/111

入荷日は2023年6月、ちょうど1年前に入荷した種です。

購入額は、10粒で800円でした。

 

2024年ロットの現在の価格は10粒550円で、

1粒あたり55円なので挑戦しやすい価格帯ですね。

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事前処理

ベンレート&メネデール水に

14時間漬け込みました。

いつも寝る前に漬け込み、

起きてから種まきをするようにしています。

この日は多分寝過ぎていますね…

推奨は羽の部分を除去と書いてありますが、

今回は残したまま発芽に臨みます。


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種蒔き

今回は条件を4つに分けて種蒔きをしました。

全て毎日、

メネデール水を霧吹きしながら、

発芽確認とカビ確認をしています。

 

①クリアカップの方法(冷暗所)

カップキムワイプを敷いて、

メネデール水を入れ種を蒔きます。

蒔いたら、蓋をして冷暗所へ。

詳しい種蒔き方法は以下の記事です。

nagi-no-shokuyoku.com

我が家では、寝室を冷暗所としています。

室温27度、湿度51%なので、

1日ほとんど日が入ることも、

電気をつけることも少ないです。

ただ推奨の発芽温度は15ー20度なので、

冷暗所といっても温かい環境です。

 

 

結果

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種まきから10日後に発芽し始めました。

白い根が横からぴょこっと出てきました。

 

15粒中10粒発芽したので、発芽率は66.7%です。

かなりの好成績ですね。

種まきから36日(現在)まで

発芽し続けている状況です。

残り5粒、正座で待ちます。

 

カップの方法(温かい場所)

①の方法で置き場所だけ変えました。

我が家の草部屋に置いています。

大体温度は31度、湿度約80%です。

結果

5粒蒔いて36日、

まだ発芽していません。

 

③土蒔き

覆土で温かい草部屋においてみました。

結果

5粒蒔いて36日経ち、

まだ発芽していません。

 

④冷蔵庫保存

買った種子を2週間保存後、

①の方法で蒔きました。

結果

5粒蒔いて14日、

まだ発芽を確認できていません。

 

終わりに

結果としては

①のクリアカップを使用し

暗所での保存の方法で発芽が成功しています。

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やはり亀甲竜は嫌光性で、

光の当たらない場所が適しているようです。

まだ種蒔き数が少ないこと、

季節ごとに検証をしたいこと、

覆土で冷暗所での実証ができていないので、

これからも種買って検証を続けていきたい

と思います。

ただただ、

種を蒔いて発芽するのを見るのが楽しいから

増やしているということは内緒です。

 

種の選び方・買い方

 

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はじめに

たくさん種まきをしてわかった種を買うときのポイントをまとめます。

発芽の重要なポイントの1つ、「鮮度」を中心に評価してみました。

 

第1位

自家採取の表記がある種(鮮度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎)

メルカリやヤフオクなどで流通しています。

いつ頃、採取した種なのか確認すると良いでしょう。

 

第2位

仕入れ時期がわかる種(鮮度⭐︎⭐︎⭐︎)

○年○月に仕入れました、などの表記があるものを選ぶようにしています。

注意点は、「仕入れ時期」ということであって、「採取時期」ではないということです。

 

第3位

仕入れ時期のわからない種(鮮度⭐︎⭐︎)

悪いとは言いませんし、

しっかり発芽することも多いのですが

種の鮮度が低い可能性がある、ということです。

実際に、発芽率が自家採取や仕入れ時期が若い種と比較すると劣っている印象です。

古い種だとカビの原因になり 発芽しないこともあります。

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2回デンシフローラムに挑戦しましたが、2回ともカビが発生しました。

なので、鮮度が当月なものを再度購入し、

播種しました。

その様子もまた投稿します。

 

番外編(鮮度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

本末転倒なのですが一番発芽率が高いのは自分で取った種(自家採取)です。

鮮度が一番高いので、カビの発生がほとんどなく、発芽がも安定しやすいです。

 

 

発芽しない場合

同じ種類の種をもう一度鮮度の高いものを購入し再挑戦します。

それでも発芽しなかったら、環境を変化させます。

温度や巻く時期などの調整を行っています。

 

さいごに

これからは自家採取の種を増やしていけるように、

親株候補になり得る株の購入をしていきたいと思います。

様々な種の特徴をこれからも知る方に、

種もたくさん買っていこうと思います。

 

実生の成功と失敗

はじめに

今年の春蒔いた種386つでの成功と失敗についてまとめたいと思います。

 

現在の播種(2024年5月)

現時点で386つ種を蒔いた発芽率は62%です。f:id:Nagi1117:20240524141314j:image

発芽率の高い順に並べてみました。

発芽率が高いものに関しては、実生も易しく発芽までにかかる日数も短いです。

成功

成功率を上げている方法は以下の記事にまとめてあります。

湿度・温度・種の鮮度がとても大事な要因となっている印象です。

 

nagi-no-shokuyoku.com

 

失敗

発芽率を低下させている原因は「カビ」の発生です。

今回は、デンシフローラムを全滅させ、

エブレネウムについても一部カビさせていしまいました。

失敗の原因は

「種まきでの漬け込みの時」

にありました。

漬け込みの際にメネデール水のみで

カビが発生しました。

自家採取の取り蒔きはメネデール水で

カビが発生しなかったので、

すっかりしっかりうっかり失念しました。

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(カビが発生したデンシフローラム12粒)

 

この反省を生かし、漬け込み水にベンレートを加えたことで防カビにつながりました。

また、カビを見つけたらすぐに取り除くことも大事です。

 

これからは発芽率がより高くなっていくと思います。

 

終わりに

今回は実生の成功と失敗について紹介しました。

何よりも毎日のチェックが大事なことを前提に、

カビの発生を防ぐことで発芽率を上げられます。

そしてまだ種が到着する予定です。

デンシフローラム(リベンジ20粒)とドワーフ(50粒)を購入、

ハオルチアの種が採取できたのでまたご報告ブログをあげるので

読んでいただけると喜びます。

種まきについて

はじめに

我が家ではたくさん種も取れ、種もたくさん買います。

たくさん種や様々な環境・資材で、実験する機会が得られました。

発芽が早くなり、発芽率が高くなってきたのでまとめます。

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(ウィンゾリー:5/3種蒔き、5/4発芽、5/8の写真)

 

準備するもの

①種子(鮮度が高いものがよい)

②クリアカップ(漬け込み用)

③クリアカップ(種まき用)

キムワイプ

メネデール

⑥ベンレート

 

あると便利なもの

・ピンセット

・マスキングテープ

 

クリアカップについて

2種類のカップを使用します。

 

①漬け込み用

100円ショップの商品でも代用可能です。

 

②種まき用

これが今回の種まきで一番大事なものになります。

たくさんのタッパーやカップなどを試し、発芽率や防カビの観点から現在のベストな容器です。

理由とともにご紹介します。

 

カップと蓋を組み合わせて使用します。

ポイントは

底上げされていること(一番大事なポイント)

蓋が閉まること

使い捨てであること

安価なこと

から選びました。

蓋は発芽後、プレステラ75に被せることができ、保湿に役立ちます。

 

手順

今回は自家採取(5/10採取)のウィンゾリーを使用します。

①漬け込み

ペットボトルに規定量メネデールベンレートを入れ漬け込み水を作ります。

漬け込み用のカップに漬け込み水を入れます。

種を入れ、8〜12時間漬け込みます。

私は大体、寝る前に漬け込んで朝起きてから種を蒔きます。

※ベンレートは防カビのために入れた方が良いでしょう。

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②種まき

種まき用のカップの底面サイズにキムワイプを折りたたみます。

カップキムワイプを敷き、種をピンセットで隣とくっつかないように置きます。

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ティッシュやキッチンペーパーなど試しましたが、

一番、発芽後に根っこを傷つけないのはキムワイプだったので

とてもおすすめです。

 

漬け込み用のカップの中のメネデール水を図と同じ水位まで入れます。

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この底上げの効果で、キムワイプの端が水を吸い

水に浸りすぎず、乾燥させすぎず、という調整ができます。

発芽率が上がり、防カビ効果を得られているのだと思います。

 

蓋をします。

マスキングテープに種の種類・種まきをした日付を入れておくと便利です。

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種の種類によって、適切な場所に置きます。

今回はウィンゾリーなので、ライトの下で管理します。

Brimのパネルライトで1日12時間照射しています。

早いものだと次の日には発芽しています。

発芽したら早めに土に移した方が良いです。

そしてカビを見つけた時は、被害が広がらないようにその種を捨てます。

霧吹きで水を与えつつ毎日確認することをお勧めします。

 

番外編

種まき用のカップは100円ショップ( Seria)で類似商品があります。

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こちらの商品も便利です。

種まきに使えるのはもちろんのこと、

蓋の部分がプレステラ90とシンデレラフィットします。

発芽後プレステらに移しても保湿に使えるので、とても良いです。

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発芽実績

今回の方法を試した結果です。

適している植物

・イノピナツム

・ウィンゾリー

・恵比寿笑

・エブレネウム

オテロ

・オベサ

・オベ鉄

・亀甲竜

・デンシフローラム

・ピグマエア

・マカイエンセ

・ロストラータ

 

適さなかった植物

・ハオルチア

 

この方法でも発芽しますが、

土の方がより早く発芽しました。

 

終わりに

今回は種まきの方法についてまとめました。

これからもまだまだ種をまくので、発芽実績や改良点をまとめていきたいと思います。

発芽後についてはまた紹介します。

 

 

アガベ歴

1つ目の植物についての記事はやはり”アガベ”です

実は第3次植物ブームです。

そのきっかけとなったのがアガベです。

ゴツゴツした見た目とまるっとしたフォルム、白と緑のバイカラー

すんすんはあはあずっきゅんの一目惚れでした。

2022年から2024年現在までの

アガベ歴を反省を含め振り返ってみました。

 

2022年

ネームドの子株や中株を

購入、育成、鑑賞が楽しくてついつい増やした。

頻繁に届く「植物」と書かれた段ボールに

家族にドン引きされる。

部屋に増えていく株を、

繁殖したとか前からいたとか誤魔化しながら

血と汗と涙の攻防で努力の増殖。

そして努力虚しく1回目の引越し。f:id:Nagi1117:20240508183149j:image

写真:おしゃれさ中心の初期

 

2023年

胴切りなど作業が楽しくなって

中株や大株をメインでついつい増やした。

Max300株を超えた。

株以外にもライトや土にこだわり始める。

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写真:まだちょっとおしゃれさを残した中期

 

2024年

2回目の引越し。

実生や外した子株を除き42株まで整理。

そしてしっかりと管理。

今いる株を、

胴切り→子株採取→中株まで育成→胴切り…

の無限ループへ。

ネームドなどにこだわらず、

実物を見て、きゅんとした株だけ購入。

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写真:おしゃれとかどうでも良くなった今

 

反省、全っっくありませんね。

 

育成については今度の記事へ▷