はじめに
我が家ではたくさん種も取れ、種もたくさん買います。
たくさん種や様々な環境・資材で、実験する機会が得られました。
発芽が早くなり、発芽率が高くなってきたのでまとめます。
(ウィンゾリー:5/3種蒔き、5/4発芽、5/8の写真)
準備するもの
①種子(鮮度が高いものがよい)
②クリアカップ(漬け込み用)
③クリアカップ(種まき用)
⑥ベンレート
あると便利なもの
・ピンセット
・マスキングテープ
クリアカップについて
2種類のカップを使用します。
①漬け込み用
100円ショップの商品でも代用可能です。
②種まき用
これが今回の種まきで一番大事なものになります。
たくさんのタッパーやカップなどを試し、発芽率や防カビの観点から現在のベストな容器です。
理由とともにご紹介します。
カップと蓋を組み合わせて使用します。
ポイントは
底上げされていること(一番大事なポイント)
蓋が閉まること
使い捨てであること
安価なこと
から選びました。
蓋は発芽後、プレステラ75に被せることができ、保湿に役立ちます。
手順
今回は自家採取(5/10採取)のウィンゾリーを使用します。
①漬け込み
ペットボトルに規定量のメネデールとベンレートを入れ漬け込み水を作ります。
漬け込み用のカップに漬け込み水を入れます。
種を入れ、8〜12時間漬け込みます。
私は大体、寝る前に漬け込んで朝起きてから種を蒔きます。
※ベンレートは防カビのために入れた方が良いでしょう。
②種まき
カップにキムワイプを敷き、種をピンセットで隣とくっつかないように置きます。
ティッシュやキッチンペーパーなど試しましたが、
一番、発芽後に根っこを傷つけないのはキムワイプだったので
とてもおすすめです。
漬け込み用のカップの中のメネデール水を図と同じ水位まで入れます。
この底上げの効果で、キムワイプの端が水を吸い
水に浸りすぎず、乾燥させすぎず、という調整ができます。
発芽率が上がり、防カビ効果を得られているのだと思います。
蓋をします。
マスキングテープに種の種類・種まきをした日付を入れておくと便利です。
種の種類によって、適切な場所に置きます。
今回はウィンゾリーなので、ライトの下で管理します。
Brimのパネルライトで1日12時間照射しています。
早いものだと次の日には発芽しています。
発芽したら早めに土に移した方が良いです。
そしてカビを見つけた時は、被害が広がらないようにその種を捨てます。
霧吹きで水を与えつつ毎日確認することをお勧めします。
番外編
種まき用のカップは100円ショップ( Seria)で類似商品があります。
こちらの商品も便利です。
種まきに使えるのはもちろんのこと、
蓋の部分がプレステラ90とシンデレラフィットします。
発芽後プレステらに移しても保湿に使えるので、とても良いです。
発芽実績
今回の方法を試した結果です。
適している植物
・イノピナツム
・ウィンゾリー
・恵比寿笑
・エブレネウム
・オテロイ
・オベサ
・オベ鉄
・亀甲竜
・デンシフローラム
・ピグマエア
・マカイエンセ
・ロストラータ
適さなかった植物
・ハオルチア
この方法でも発芽しますが、
土の方がより早く発芽しました。
終わりに
今回は種まきの方法についてまとめました。
これからもまだまだ種をまくので、発芽実績や改良点をまとめていきたいと思います。
発芽後についてはまた紹介します。